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歯のこと知ってる?
(歯ブラシのはなし)
いつ磨く、どこで磨く
物を食べると、歯は必ず汚れる。「食べたり飲んだりしたら磨く」が理想です。義務感ではなく、歯を磨かなくては気がすまないという習慣を身につけることです。
“歯磨きをするのは洗面所”と決めていませんか?寒い日などはそこまで行くのが面倒になってしまいます。そこで、発想の転換。風呂に入りながら、新聞や本を読みながら、テレビを見ながらしてみてはどうでしょう。少々行儀が悪いかもしれませんが、リラックスした中ですることも習慣化につながることでしょう。また、外出時にも、歯ブラシをハンカチ、ティッシュペーパー、化粧品と同様に携帯必需品の中に入れ、いつでもどこでも歯磨きできる態勢をとりましょうをとりましょう。
どうしても毎食後に磨けなかった日は、夜寝る前だけは必ず、ていねいに汚れを残さないように磨いて下さい。睡眠中は“唾液”の分泌量が減少し、“口腔内の細菌数”が急激に増加しプラークの生成が活発になされるのです。
プラークをより効果的に落とすために
『磨いているけど磨けていない』これでは磨いたことにはなりません。もちろん虫歯や歯周病の予防にはつながりません。いかに楽に、早く確実にプラークを落とせるかをご案内しましょう。
(1)歯垢染色剤でプラークを染め出し、汚れをキャッチ
自分流に磨いた後で染めてみる → 赤く染まったところ・・・磨き残し
(2)毛先磨きが磨き方の基本
歯ブラシの毛先の部分を磨こうとする歯の面に直角に当てて、軽い力で小刻みにこすったとき、プラークは最も確実にしかも簡単に落とすことができます。
(歯科保健指導関係資料 第4版 監修:厚生省健康政策局歯科衛生課 より)
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上手に磨くための工夫
ア、1本の歯の面を分けて磨く
歯の表面はすべて曲面なので、歯ブラシの毛先を直角に当てるために、1本の歯の面を3つに分けて考える。
<例1:上の前歯の外側>
<例2:下の奥歯の内側>
(歯科保健指導関係資料 第4版 監修:厚生省健康政策局歯科衛生課 より)
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イ、歯ブラシの毛先を使い分ける
歯ブラシの毛先を全ての歯の面に届かせるためには、磨こうとする場所に応じて、毛先の使い分けをすると効果的。
<つま先 : わき(サイド) : かかと>
(歯科保健指導関係資料 第4版 監修:厚生省健康政策局歯科衛生課 より)
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ウ、歯ブラシの持ち方を工夫する
いろいろな歯の面に毛先を直角の方向から当ててこするには、自分にとって都合のよい持ち方を見つけることです。
エ、歯ブラシの選び方
毛先を歯のすべての面に届きやすくするためには、適切な歯ブラシを選ぶ必要があります。
毛先磨きを効果的に行う歯ブラシの条件
1.柄がまっすぐで単純な形態
2.植毛部分が小さめで毛先の全体的な面が平ら
3.1本1本の毛先が丸く処理してある
4.ナイロン毛でふつうの固さ
5.毛先が開いていない
(Brushing 監修:栗山純雄・高山陽子)
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オ、力を入れすぎないで磨く
プラークはベタベタとして歯の表面についているのですが、ナイロン毛の毛の弾力を働かせて意外と簡単にとれるものです。“よく磨こう”=“力を入れてがむしゃらに”という人がいますが、これは大きな間違いです。
『力の入れ過ぎは三重の損』
1.歯ブラシがすぐに駄目になる
2.歯や歯ぐきを傷めてしまう
3.磨いているつもりでも実は磨けていない
理想的な歯磨き圧は100g
台ばかりに100gの目盛りまで歯ブラシで押してみて下さい。このときの感じを歯に移して磨いてみましょう。物足りなさを感じるでしょうが、プラークを落とす最小限の力で良いのです。
(ブラッシング指導成功への道 丸森賢二著 より)
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(3)歯磨剤について
歯磨きをするのに歯磨剤は絶対欠かせない、という人がまだまだ多いと思います。確かに、口臭の除去や歯の表面の色素の除去などに効果的ですが、用い方を誤ると逆効果になってしまいます。
たっぷりつけて使うと、磨き方が不十分であっても、口の中がとても爽やかな感じがして、汚れがすべて落とせたような気分になってしまいます。歯磨剤による清涼感に惑わされてはいけません。何もつけないで磨いてもプラークはとれるのです。使う場合は、小指の爪の半分ぐらいで十分です。
又、研磨剤入りの歯磨剤をたっぷりつけて強い力で擦ると、歯や歯ぐきを削りとってしまう危険性があります。
(4)歯と歯の間を磨く歯ブラシ以外の用具
歯と歯の間まで完全にきれいにするには、歯ブラシだけでは不十分です。それは、どうしても歯ブラシの毛先が当たらない場所だからです。そのような場所に残ったプラークをとるための道具があります。代表的なものに、歯間ブラシとデンタルフロスというものがあります。
歯間ブラシは、歯と歯の間が広くあいているとき、歯と歯の間に直角にブラシを入れて、歯の面にこすりつけるように出し入れします。
デンタルフロスは、よっていない細いナイロン糸の束でできていて、歯と歯の間が狭いときに、歯と歯の間にピンと張ってゆっくり入れ、歯の面にこすりつけるようにして上下に動かします。
(歯間ブラシ
)
(デンタルクロス)
(Brushing 監修:栗山純雄・高山陽子)
どちらも誤った使い方をすると、歯ぐきを傷つけたりします。歯科医師や歯科衛生士の指導を受け正しく使えるようにすると、プラークの除去率は倍増します。
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