茨城県歯科医師会

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災害対策

茨城県歯科医師会の大規模災害への取り組み

社団法人茨城県歯科医師会・茨城歯科専門学校は東日本大震災の教訓から災害対策マニュアルの策定、地域避難所としての 機能強化、備品、災害時の口腔ケアなど様々な対策を行っております。

 

茨城県歯科医師会の取り組み

  • 災害対策マニュアルの策定
  • 災害対策本部・警察歯科医会の組織整備
  • 学生・教職員の安全確保
  • 速やかな歯科医療提供可能な環境整備
  • 初期対策として各地域で口腔ケアが行えるように備品の整備
  • 個人識別(口腔内所見採取)用機器の整備・配置
  • 地域の避難所としての機能整備
  • 各組織との協定(茨城県/茨城県警/海上保安庁/歯科大学)

 

地域避難所としての機能整備

歯科医師会館内の来館者(患者・同伴者)・学生・会員・職員の安全確保をベースとした歯科医療を提供できる地域避難所としての機能整備、現会館は2006年に耐震性の強化を図っており、講堂、会議室などかなりの人数を収容できるスペースを備え、緊急時の地域避難所の機能を備えています。また、今回の震災を教訓に、全てのガラスに飛散防止フィルムを貼り、建物内部の安全性を高めています。

 

備蓄

茨城県歯科医師会の基本的な災害時対応として、会館に来館されている患者並びに同伴者、専門学校両科学生そして教員・ 職員の安全を確保することを最優先としています。耐震性が確認された安全な歯科医師会館内に、これらの人たちが、周囲の安全が 確認できるまでの間、最長1週間滞在できる環境確保を目標に備蓄を行っています。

一般的に、大規模災害の際には、最小限でも3日は孤立しても生活できる備蓄が必要と言われています。東日本大震災を教訓 に、茨城県歯科医師会の備蓄は500名の人たちが3日間孤立しても対応できるものとなっていますので、大規模災害の際には近隣の皆 様の避難所としての機能を提供します。

 

 

階段用ストレッチャーの設置

2F、3Fで問題が生じた時、会館のエレベータには通常のストレッチャーは入らないため、折りたたみのできる階段用ス トレッチャーを完備しています。階段用ストレッチャーにより怪我をした方を迅速に運ぶ事が可能です。

 

 

災害対策マニュアルの策定

  • 地震防災対策 マニュアル(暫定/平成23年7月策定)
  • 茨城県歯科医師会 災害対策本部組織図(4.20)

 

避難所での口腔ケアー 支援・指導

大規模災害時の避難所では、水不足などの様々な劣悪環境の中で感染症対策が喫緊の課題となります。特に高齢者での肺炎 予防対策は最優先されるべきことであり、その対策として口腔ケアの重要性が取り上げられております。

口腔ケアは肺炎の予防だけでは無く、インフルエンザなどの感染症予防や身体の健康維持のために極めて重要なものである ため、茨城県歯科医師会では県下10支部に口腔ケア用品と啓蒙用パンフレットを配備しています。

被災直後の交通・通信網途絶の状態においても、各避難所において各支部歯科医師会会員がそれらの配備品を用いて直ちに 口腔ケアの指導や啓蒙を行えるよう態勢を整えています。

  • 口腔ケア 啓蒙パンフレット

 

各地域で初期対応ができる様、口腔ケア用物資の10支部配備・備蓄

支部備蓄口腔ケア用物資

  • 口腔ケア一覧はこちら

 

歯科医療提供に関する取り組み

茨城県歯科医師会は、大規模災害であっても私たち歯科医師の本分である歯科医療を速やかに提供できる医療連携態勢を整 備しています。

耐震性が確保された歯科医師会館内の水戸口腔センターは、災害時には歯科医師会員の協力のもと歯科医療を提供できる避 難所として機能します。

また、移動式の歯科診療機器を10組備え、「いつでも」、「どこでも」、「停電でも」、「断水でも」、風雨さえ凌げれば 歯科診療を提供できるように設備・態勢を整えています。

 

歯科診療用器材の整備

ポータブルユニットとポータブルチェアーにより屋外や避難所での診療が可能になりました。診療器材は会館内の口腔セン ターで日常使用しているものです。

  • ポータブルユニット(診療用機器)10支部+専門学校 11組
  • ポータブルチェアー+ライト 10台 専門学校

 

大規模災害で壊滅的状況

  • 最大10組の移動用診療機器および器材を提供し人材派遣も含めて現地での早期の歯科医療再開を支援する

会員個別の災害

  • 機器の損傷による診療不能状態に対応して機器を貸与し、回復まで最小限の診療ができる態勢を提供する

 

歯科所見による個人識別

不幸にして東日本大震災のような被害が生じた場合、口腔内所見(歯の治療痕などの状況)による身元確認や個人識別が重 要な役割を持つようになります。起こっては欲しくないことですが、この様な事態に備えて37組の口腔内所見採取器材キットと2台の ポータブルレントゲン撮影装置を県内各所に配備すると共に口腔内所見採取訓練を歯科医師会会員対象に行い、人員の確保にも務め ております。

 

警察歯科医会・身元確認マニュアル

(改訂版)平成20年11月

個人識別依頼のフローチャート

クリックで大きな 画像が表示されます

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器材の整備

歯科所見採取用の器材キットの整備・配備

ポータブルレントゲン撮影装置 + 駆動用発電機の整備・配備

ポータブルレントゲン撮影装置は、発電機を備えているのでどこでも撮影ができます。イン スタントフィルム使用ですので、現像も可能です。

 

<クリックで大きい画像を表示します>

災害対応時の防止と茨歯会防災服

ポータブルレントゲン撮影装置の配備

 

配備先

警察歯科医、海保歯科医、県歯支部長、県歯役員

 

口腔内所見採取手順

 

<クリックで大きい画像を表示します>

茨城県歯科医師会では、関係省庁と連携し、口腔内所見採取手順に従い、適切な鑑定を 行っております。

 

各組織との協定

大規模災害に備えて、茨城県、茨城海上保安部、歯科大学などとの災害時協定を結び、多くの組織と連携した対応ができる ような態勢を整備しています。

また、茨城県歯科医師会会員と茨城県警の方とで構成する茨城県警察歯科協議会では、毎年合同で口腔内所見採取実習や災 害対策についての協議等を行い、茨城県歯科医師会と茨城県警との協力・連携態勢も整えています。

 

茨城県

茨城県と災害時の歯科医療救護に関し協定を締結しました。

災害時の歯科医療救護についての協定

 

茨城海上保安部

茨城海上保安部(鹿島海上保安署含む)と海上保安官が取り扱う死体の身元確認等の目的で行う歯牙鑑定のための歯科医師の現場への立会い等に関して合意し、協定を締結しました。

茨城海上保安部との協定書

 

奥羽大学歯学部

今後の茨城県における身元不明者の発生の際の身元確認作業(口腔内所見採取)を円滑に進めるため、茨城県奥羽大学歯学部同窓会と奥羽大学歯学部との間で協定を締結しました。

災害時の身元確認活動に関する協定書

 

 

日本大学松戸歯学部

平成25年5月9日(木)、日本大学松戸歯学部との間で、「災害時の身元確認活動に関する協定書」の調印式が行われました。

災害時の身元確認活動に関する協定書

 

20130509 the signing ceremony

〒310-0911 茨城県水戸市見和2-292 Phone:029-252-2561(茨城県歯科医師会)/029-254-4177(口腔センター水戸)/029-822-3835(口腔センター土浦 )

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